2012年5月8日火曜日

エヴァンゲリオンの設定とは?

エヴァンゲリオンの設定とは?

太古の昔に地球に星(黒き月)が衝突、それがファーストインパクト。衝突した星にはリリスがいて、リリスから生まれた使徒の遺伝子が地球全体に散らばる。もともと地球にいたアダムは15体の使徒を生み、南極でヒトと使徒(アダム)の融合の実験に失敗してアダムが暴走して大爆発が起こる、それがセカンドインパクト。リリスから生まれたヒトとアダムから生まれた使徒は共存できず、15年後にヒトVS使徒の戦いが始まる。15体の使徒はリリスと融合してサードインパクトを起こし、世界を終焉させようとする、もしくは神となろうとする。ヒトは、全ての使徒を倒し、人類を単体の生命として補完しようとする。



色々調べてこういう風にまとめたんですけど、もし誤りがあったらどなたか教えてもらえませんか?







違うところけっこうたくさんありますよ。



太古の昔に地球に星は衝突していません。黒き月は冬月によると人類の生命の源たるリリスの卵であるといいます。初号機とエヴァシリーズによるサード・インパクトの発生の際に、ネルフ本部のあるジオフロントそのものが黒き月であると判明しました。(そのほかの内部は不明)それに衝突した星にリリスはいません。ファースト・インパクトについてはテレビ版でも漫画版でもあきらかにされていません。ミサトが知りえたことも結局真実ではありませんでした。アニメ版ではファースト・インパクトではなくジャイアントインパクトとなっています。リリスから生まれた使徒の遺伝子が地球全体に散らばるなんて設定はありませんよ。そもそもリリスは人類(リリン)を生み出した存在ですから。使徒を生み出したのはアダムです。

セカンド・インパクトは使徒の始原とされるアダムを何らかの理由で目覚めさせてしまった葛城調査隊が、ロンギヌスの槍を使ってアダムを卵に還元しようとするも、これに失敗し、最終的にはS2機関の暴走により起こってしまいました。なお、この事件でアダムの肉体は失われてしまいました。ヒトと使徒の融合の実験などはしていません。正確にはアダムが暴走したのではなく、S2機関が暴走しました。セカンドインパクトはいくつかの説があるんですが、公式発表は情報操作されたものです。

ヒトと使徒は共存できなくて戦ってるわけじゃありませんよ。使徒はネルフ本部に幽閉されているアダムと接触し、サードインパクトを起こそうとしてんです。実際にネルフ本部に幽閉されていたのは、アダムではなくリリスでしたが、何故そのような偽情報をネルフが流したというと、「使徒はアダムとの接触を目論む」という前提において、使徒を呼び寄せる餌として用いていた節があります。使徒はリリスと融合しようとはしてません。

それに世界を終わらせよう、神になろうとなどと使徒は思っていません。神になったのは人類のもつ知恵の実と使徒のもつ生命の実の両方を手に入れたエヴァ初号機です。



あなたはエヴァの24話と旧劇場版「Air・まごころを、君に」を見ましたか?24話を見ていれば「使徒がリリスと融合してー・・」なんて考えないと思うんですが。まずはエヴァを全話見てみてください。

エヴァンゲリオン・クロニクルのメカニック・シートの「初号機」、「アダム」、「リリス」やタクティクスシートの「葛城調査隊&国連セカンドインパクト調査隊」、「E計画」、「人類補完計画」やテクノロジーシートの「遺伝子」、「使徒」、「セカンドインパクト」やタイムラインシートを参考にしてみてください。

漫画版では使徒の数がテレビ版より少なくてテレビ版の方が原作なのでアニメの方を見れば一番いいと思います。

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