エヴァンゲリオン「air、 まごころを君に」について質問ですが、LCLとなった人たちは人のカタチに戻れたと思いますか?
新劇場版の製作総指揮の大月俊倫氏は「(旧)劇場版は世界が破滅して、シンジとアスカだけ生き残るという破滅的な形で終わりました」とコメントしています。
また旧劇場版のテーマソングである『魂のルフラン』を作詞した及川眠子は、打合せの場で「みんな死んじゃうんですか?」「次が出来ないように殺しちゃうんです」という庵野監督とのやりとりがあったとコメントしています。
これを受けて、公式監修資料である『エヴァンゲリオン・クロニクル』では、肉体を再構築できたのはシンジとアスカの二人のみと記述されていますね。
ただ、エヴァの製作陣は資料本や手記で、本編や資料間同士で矛盾する発言をすることが多くあります。
零号機のコアの魂に関する、本編と『新世紀エヴァンゲリオン2』との間の矛盾や、綾波の出生に関する本編と『スキゾ・パラノ』と『新世紀エヴァンゲリオン2』との間の矛盾など。
人類の再生についても、後付けの「全滅です」というコメントがあるのみで、劇中には全滅の根拠となる演出がありません。
むしろ碇ユイの発言「自らの心で自分自身をイメージできれば、誰もがヒトの形に戻れるわ。全ての生命には復元しようとする力があるから」は、人類の再生を示唆するものです。
もし全滅だったら、ユイのこの言葉は意味のない慰めだったことになりますね。
私個人としては、ユイの言葉に重きを置いて、多くの人や生物が元の姿を取り戻す終わりと考えています。
もちろん全員が還ってくるとは思いませんけどね。
補完を望んでいたゲンドウやゼーレ、補完を受け入れたマヤ、補完以前に死亡したミサトとリツコなどは、ATフィールドを取り戻そうという意識がはたらくのか疑問です。
逆にミサトやレイの姿が、自分のATフィールドをこじ開けようとする反ATフィールドが生んだ幻影だと知っていた日向や青葉なんかは、早めに帰還しそうですね。
あと我の強いトウジなんかも。
公式からの“与えられた真実”にすがるのはエヴァのテーマにも反しますし(むしろそのテーマを暗に訴えるために監督らは偽の“真実”をばらまいているんじゃないかと)、私は作中に忠実に、シンジとアスカ以外の人や生物も元の姿を取り戻すものだと考えています。
形的には「死亡」となっています。
しかし、LCLになった当の本人たちは未だ自分がLCLになったと気付いていません。
自分の姿を認識し、再び元の自分の姿をイメージすることでヒトの形に戻ることができます。
前の方も仰る通り、解釈は人それぞれですが…。
個人的には「思いません」。
多くの人は望んでそうなったようですし、完全な相互理解というのは非常に心地良い状態だと思いますので。
寒い冬の朝、何も予定が無く、空腹でもトイレに行きたいわけでも無いのに暖かい布団から出たがる人はいません。そういう事です。
TVシリーズも劇場版も結局結末どうなったの?
と当時物議を醸して制作サイドは見た人一人一人の中で違う結末がある…みたいな説明が当時されてたので…
わかりません
あの続きが同人誌の定番ネタでしたね。アダルトの…
人に戻っているはずですが、何処までが戻ったかは謎です。LCLになる前に死んだ人はどうなのか。
特にミサトは内臓ぶちまけて爆死してるけど・・・
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